自動溶剤再生装置は、廃溶剤を蒸留することにより、クリーンな溶剤を回収・再生利用するための装置です。産廃費用の低減と溶剤購入費用の削減ができ、PRTR規制への対応も可能です。
当社機器の溶剤再生装置は、再生させようとする廃溶剤を、装置内のタンクに入れ、タンク底部に埋め込んであるヒーターでタンク内を加熱し、設定された温度まで温めて、取り出したい溶剤を気化させ、コンデンサーを通し、冷却させ再度液体に戻すといった蒸留再生システムです。
再生させようとする溶剤の沸点を調べて、気化する状態まで加熱し、取り出したい溶剤だけを出すことができます。また、再生させた後のタンク内に残っている残留物が、固形化する場合は、耐熱耐溶剤の特殊バッグをセットしておけば手を汚すこともなく、きれいに処分できます。
残留物が液状の場合は、タンク底部よりドレン排出が可能です(NR 600 SIJ除く)。
再生させる溶剤の種類は、かなりの種類が再生可能です。 |
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炭化水素系溶剤 |
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アルコール系溶剤 |
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ケトン系溶剤 |
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エステル系溶剤 |
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臭素系溶剤 |
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